
バックエンドエンジニアとして活躍するあなたのキャリアパス。スキルをもっと活かせるところで働きたい!そう思い始めたバックエンジニアの皆さんへ、専門的なスキルが活きるWebアプリケーションエンジニアへの転職について解説します。
「バックエンドエンジニア」とは、WebサイトやWebアプリケーションにおいてユーザからは見えない部分の作成を担当する仕事です。バックエンドエンジニアという名称のほか、「サーバサイドエンジニア」と呼ばれることもあります。
ちなみに「バックエンド」とは、アプリケーションにおける「サーバ側」を表す言葉であり、サーバやデータベース、API(アプリケーションプログラミングインターフェース)などから構成されています。
バックサイドエンジニアは、アプリケーションにおいて「ユーザー側」となるフロントエンドをサポートするために必要となるインフラやアーキテクチャを構築・維持をする役割を担っています。この点から、バックエンドのコーディングやメンテナンスを行うほかに、パフォーマンスの最適化やセキュリティなどにも責任を負う立場となります。
近年では、IT業界ではエンジニアが増えすぎているといった意見もあります。これは、ITに関する学習環境が整備されていることや、プログラミングに関する仕事が広く認知されてきたことによります。
しかし、これは従来型のエンジニアに限った話となっており、先端技術を中心として、IT業界では現在深刻な人手不足と言える状況です。そして、経済産業省が平成31年に発表した「IT人材供給に関する調査(概要)」によると、今後はさらに人材不足が進み、2025年では36万人が不足、そして2030年になると45万人の人材が不足すると予想されています。
参照元:経済産業省|IT人材供給に関する調査(概要)(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf)
上記の通り、ITに関する人材は今後不足が予想されるため、エンジニア全体の需要は高いといえるでしょう。エンジニアが求められている理由としては、IT・Web業界は成長産業である点が挙げられます。中でも、IoTやAI、ビッグデータといった最先端の技術についてはどんどん開発が進められている状況であることから、今後もIT・Web業界の拡大は続いていくと考えられます。市場規模が大きくなればその分業界に従事する人材が増えるため、エンジニアの需要が高まっているといえるのです。
その中でバックエンドエンジニアは幅広い役割を持っていることから、さまざまな知識や技術の習得が求められますが、先端の分野における経験を多く積んでいくことにより、他のエンジニアとの差別化も可能です。特に求められるエンジニアとなれる可能性があるといえます。
バックエンドエンジニアとして活躍するあなたの今後のキャリアパスには、どんなものが想定されるでしょうか。
考え方として、これまでのバックエンドエンジニアとしてのスキルを深め、専門性を高めていくもの。それから、これまでのスキルを活かして幅を広げていくもの。この2つが考えられます。
バックエンドエンジニアは、これからも高い需要があるだろうと予想されます。このスキルを深めていくことはエンジニアとして生きていく上で非常に有効です。では、具体的にどんなキャリアがあるでしょうか。
ひとつは、チームリーダーやマネージャーといった、バックエンドでのマネジメント職。もうひとつは、その知識や経験を活かしたハイレベルなエンジニアが挙げられます。
チームを管理しまとめ上げていくスキルで、より上級職へキャリアアップできる道も開けていきます。より高いキャリアを指向するならマネジメント職を目指すとよいでしょう。一方、現場で手を動かしスキルを高めていくことに興味があれば、エンジニアとしてその腕を磨くこともできます。
バックエンドエンジニアはシステムの根幹を担うもの。システム全体を把握する知識と技術が必要となり、現場の仕事を深く理解していることが強みと言えます。
これまでの経験とスキルに甘んじるのではなく、新たなスキルを身につけて幅を広げることも考えましょう。
たとえば、Javaを使ってWebアプリケーションを自分で作ってみることで、バックエンドとフロントエンドの両方を俯瞰する視点を身につけ、双方の接続を理解することができます。両方からの視点をもつエンジニアは歓迎されるものです。
また、開発環境がオンプレミスからクラウドに移行する会社が増えているので、AWSやAzureなどクラウド環境での開発スキルを学ぶことも今後役に立ちます。特にモダンな開発環境を採用するような会社へ転職するキャリアを考えているなら、クラウド環境の知識は欠かせません。
Javaの経験を活かして転職を行いたい方は、上記でご紹介したようにWebアプリケーション領域における転職という選択肢もあります。下記ページでは、Javaでの開発経験があるエンジニアの転職ニーズやキャリアパスについて紹介しています。ぜひご参考ください。
受託開発系の会社では、クライアントから求められるものをつくることが仕事になります。クライアントへのヒアリングからはじまり、必要な機能を備えたものを設計し、組み上げることが求められます。システムエンジニアやシステムアーキテクトなど、ニーズに応えることで専門的な経験を積み上げていくことができます。
自社開発系の会社では、新しいテクノロジーの導入が比較的早く、開発環境に恵まれている会社が多い傾向に。
市場のニーズに合うものを自社で考案し、設計して世に出していくことが仕事なので、スピーディな設計とプログラミングが求められます。そのため高いスキルを貪欲に求めていくことは必要ですが、専門性を高めていくには適した環境です。
一方で、クライアントへのヒアリングを通じて必要な機能や仕様を理解すること、それを受けて要件定義することも求められます。バックエンドの開発者として高い専門性に加え、オールラウンダーとしての広い知識と経験も必要です。
あらゆるプロダクトにWebサイトやWebサービスがある現代において、サービスの保守や改修という作業が発生し続ける以上、バックエンドエンジニアのニーズは高まる一方です。バックエンドエンジニアが扱う言語のほうが習得が難しいという背景もあり、常に人材不足が叫ばれるバックエンドエンジニア経験者は引く手あまたで転職がしやすいと言えます。
バックエンドエンジニアはクライアントはもちろん、社内ステークホルダーとのコミュニケーションスキルも問われるポジションです。開発に携わるさまざまなポジションのハブとなる存在で、事業全体を俯瞰して見ることができるスキルもまたニーズが高いところ。このようなスキルは、転職には大きな強みになってくれることでしょう。
バックエンドエンジニアとして経験がある方なら、PHPやJavaなどのサーバサイド言語やそれに伴うフレームワークのスキルはあることと思います。
転職市場では、これらのスキルに加えてキャリアを重ねることで身に着けられるスキルが評価されます。たとえば要件定義などの上流工程に携わった経験があれば、上流工程にも対応できるエンジニアとして高い評価を得ることが可能です。データベースの取扱いに慣れているエンジニアはより高いニーズがあり、ほかにもクラウド環境の構築スキルがあれば転職の際の大きな武器になるでしょう。
バックエンドとフロントエンドの両方の開発ができる人材は重宝されるので、フロントエンドが扱えるスキルも身につけておきたいところ。バックエンドとフロントエンドの間の処理などが理解できて柔軟に対応できれば、バックエンドエンジニアとして高いスキルを持っていると理解されます。
また、最近では開発環境がオンプレミスからクラウドへと移行する傾向にあります。クラウドサービスを使った経験があればそれも評価が期待できるところ。AWSやAzure、Google Cloudの経験があればそれもアピールしていくとよいでしょう。
バックエンドエンジニアとしてLinuxの知識はもっておきたいところで、Linuxの資格試験であるLinuCは取得しておくと基礎スキルの高さが証明できます。
クラウド環境でのWebアプリケーション開発も主流になってきているので、クラウド関連の認定資格取得もおすすめ。クラウドの中でも圧倒的なシェアを誇るAWS認定資格は、勉強そのものが実務に役に立つので、ぜひ早めにチャレンジしてみてください。また、ITサービスマネジメントについての知識はITIL資格があり、SEやインフラエンジニアの間で特に評価されるものです。
セキュリティ関連としては、国家資格である情報処理安全確保支援士試験というものが挙げられます。セキュリティ知識をもってシステム設計や開発支援をするエンジニアのための資格で、情報処理系の国家資格としては最高レベルとされるもの。
ほかにも、ITシステムの設計能力を評価するシステムアーキテクト試験や、ITを活用した経営戦略を見据えたITストラテジスト試験が挙げられます。これらはそれぞれの分野における難関資格で、取得していればバックエンドエンジニアとして一目置かれることでしょう。
逆にバックエンドエンジニアを辞め、転職したいという方もいらっしゃることでしょう。でも本当にその選択が正解でしょうか?辞める前に確認したいポイントをまとめてみました。
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こういった自社開発系の会社にもともと興味があって、そろそろWebアプリケーション開発へのスキルアップをしてみようという方も多いことと思います。ひとくちにWebアプリケーション開発エンジニアとはいっても、サービスのターゲットは誰なのか、扱うプロダクトのジャンルは何なのか、という点で相性があると思います。いま狙い目のジャンルや分野について、このメディアでも解説してみました。ぜひ参考にしてみてください。
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