Googleが中心に開発しており、習得しやすい言語ながらまだ浸透していないGo言語(Golang)。人材が少ない中で、Goを使った開発経験が転職市場においてどのように有利になるのか、また求められるスキルなどについても解説しています。
Goはシンプルな記述で高速に動作することが特徴のマルチパラダイム言語。まだ歴史が浅いことから、日本ではGoを取得している人材が少ないとされています。希少性が高いことで、高年収も狙いやすく、転職による年収アップを考えている方には狙い目です。
しかし大きく普及している言語ではないため、Go一本槍では転職は簡単ではありません。求人数は増加傾向にあり、JavaやPython、PHP、Rubyなどに続くニーズがあります。Google社が開発した言語なので同社のバックアップが今後も期待されるもので、将来性の高さも注目したいポイント。
Go言語(Golang)は、シンプルな文法、高いセキュリティ性能、優れた並列処理能力と処理速度を併せ持つプログラミング言語として注目を集めています。
Webサービスやクラウドサービスの開発領域において、その需要は今後さらに伸びると見込まれています。特にGoogleのサービスとの高い親和性があるため、Googleのサービス展開に伴い、Go言語に対する継続的な需要が見込まれるでしょう。
ここからは、Go言語に将来性があるとされる理由を詳しく掘り下げていきます。
5Gの登場によって通信の遅延は大きく解消されましたが、サーバーサイドの処理速度の向上が求められるようになりました。
こうした背景のもと、高速処理や並列処理に長けるGo言語への期待が高まっています。PHPで構築されたWebサービスからGo言語へのリプレイスを検討する動きも増えており、これがGo言語の需要拡大につながっています。
Go言語は、Webサービスやアプリケーション開発など、幅広い用途に使用されるプログラミング言語です
PHPがWeb開発に、SwiftがiOSアプリ開発に、C言語が組み込みシステム開発に適しているように、多くの言語にはそれぞれ得意とする分野がありますが、Go言語はこれらの分野にも柔軟に対応できる点で優れています。
また、C言語、C#、Java、Rubyといった言語と構文が似ているため、これらの言語の経験があるエンジニアにとってもGo言語の学習は比較的容易です。この扱いやすさが、多くの企業で導入が検討される要因の1つでしょう。
Go言語は、Web開発分野においてPHPやPythonと比べると、案件数や求人数では劣る面があります。しかし、2012年にリリースされたばかりの比較的新しい言語であることを考えれば、その人気は十分に高いと言えるでしょう。
最近ではWebサービスのサーバーサイド開発にGo言語を採用する案件が増加傾向にあり、Go言語の需要は今後も高まっていくと予想されます。
しかし、Rubyなど他の言語で開発されたプロダクトの一部をGo言語に置き換えるなど、Go言語の適用が部分的であるケースも見られます。
活躍の幅を広げるにはGo言語だけに留まらず、RubyやAWS、Dockerなど、他の技術や言語のスキルを習得しておくことが望ましいでしょう。
Go言語は大規模Webアプリケーションの開発に使われることが多く、フレームワークを使って記述量を削減し、工数を減らすことが求められます。ニーズの高いフレームワークとしてはGin、Echo、Aeroを挙げることができます。これからGoやフレームワークを学ぶなら、GinとあわせてEchoなど今後のニーズの高さが予想されるものを学習するとよいでしょう。
軽量化・効率化を求めてフレームワークを使用することが多いものの、機能の豊富さでフレームワークを選ぶこともあります。こういったフレームワークのトレンドは日々変化するので、動向や情報をキャッチするようにしましょう。
Goと同様にサーバーサイド言語として使われるRubyを習得していると高く評価されることが増えるでしょう。特にRubyからGoへのリプレースを行う案件が増えていて、今後Goのニーズの高まりとともにリプレースのためのスキルの必要性が予想されます。
そのほか、プロジェクトマネジメントスキルや折衝スキルがあれば、リーダー職としてのキャリアを目指すことも可能。年収アップ、キャリアアップを考えている方は、マネジメント経験やスキルがあると有利です。
Go言語に直接関連する資格ではありませんが、システム開発の上流から下流までの幅広いIT知識が求められる「応用情報技術者試験」、そしてIT系国家資格の中で最難関とされる「ITストラテジスト試験」は高く評価される傾向にあります。
とりわけITストラテジスト試験は、企業戦略を立てて、経営課題の解決スキルまで求められるもの。転職の際に有利にはたらきます。
転職を成功させるには、キャリアパスを考えることが大切です。キャリアパスを考えておくことで、自分がなりたい姿を具体的にイメージでき、その目標を叶えるために適した転職先を検討できるようになります。ここではGo言語エンジニアの主なキャリアパスを紹介します。
プロジェクトチームやプロダクトチームにおいて、技術面におけるリーダーとして活躍する人材がテックリード(リードエンジニア)です。
Go言語は将来性が期待され、人材としてのニーズも高まっていますが、比較的新しい言語であり専門人材がまだ多くないこともポイントです。
そのためGoエンジニアとしてスキルを磨き、専門性を高めることで、Go言語を使ったプロジェクトでリーダーとして活躍できるチャンスが多くなっていくでしょう。
データベースエンジニアは、データベースの設計や開発、運用、維持管理、メンテナンスなどをトータルで担当します。
現在、人工知能(AI)やビッグデータを活用した技術開発が急ピッチで進められており、データベースエンジニアはその土台を構築する上で欠かせない存在です。実際、Googleも積極的にAIを活用しており、将来性という点でデータベースエンジニアとGoエンジニアには共通点があります。
フルスタックエンジニアは様々な領域で活躍できるエンジニアであり、フロントエンド開発やバックエンド開発、インフラ構築など必要とされる領域で適切なスキルを提供することが求められます。
Go言語はサーバーサイドの開発に利用されやすいですが、汎用性にも優れており、Goエンジニアからフルスタックエンジニアを目指すことも十分に可能です。ただし、フルスタックエンジニアへのキャリアパスではGo言語だけでなく、他の言語についても学ぶ努力が必要です。
スマートフォンの普及、企業のDX化の推進といったトレンドを受け、Webアプリケーション開発ができるエンジニアの需要は増える一方です。
一方で、条件のいい求人は競争率が高く、転職を成功させるにはコツが必要です。そんな採用市場を勝ち抜くためのTipsや、狙い目の分野をご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
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