「バックエンドエンジニアはもうやめた方がいいんだろうか…」と思っている方に、辞めて後悔する前に考えてほしい、確認してほしいことをまとめました。本当に辞めるのが正解なのか、今一度整理してみませんか?
バックエンドエンジニアは、どうして今の仕事をやめたいと感じてしまうのでしょうか。他のバックエンドエンジニアの事例を見てみましょう。
バックエンドエンジニアは、システムの要件定義や全体の設計が仕事に含まれます。そのため開発のプロセス全体を理解しなければならず、求められる知識や経験は幅広いもの。常に学習とスキルアップが求められるのです。
加えて最近ではAWSやAzureなどのクラウド環境の知識も求められるようになりました。制御や処理の方法が大きく変わり、新しく学ばなければならないことが増えています。今までの基礎知識に加え、先端技術をどんどん身につけたいのに、時間が上手くとれないという声が多いようです。
客先常駐のバックエンドエンジニアとして働いていると、自分の仕事がクライアントから正しく評価されているのかわからないという辛さがあります。
バックエンドエンジニアはクライアントから見えない部分を担当している上に、「動いて当たり前」と思われがちなので、いい仕事をしても正当に評価されている実感が得にくいかもしれません。
SESの会社からの支援エンジニアの場合、間に営業さんが入ってくるので、なおさらでしょう。
客先常駐の場合であれば、クライアントにヒアリングをして、そのとおりに要件定義や設計をしたり、アサインされた部分を粛々と開発していく作業にやりがいが感じられないと感じることもあります。
では、そんなバックエンドエンジニアをやめて何の仕事をすればいいのでしょうか。
これまで積み上げてきたスキルを最大限に活かせる職業として、エンジニアのほかにどんなものがあるか考えてみましょう。もし考えつくものがあるのなら、その職業へ転職するのもいいかもしれません。
しかし、エンジニアのスキルが活きるのはエンジニアだということをご自身でもよくわかっているはずです。これまでの経験を簡単に捨ててしまっていいのでしょうか。バックエンドエンジニアをやめる前に、本当にそれが正解なのか、やめたいと感じる理由を整理して考えてみませんか?
やめたいと感じてしまった本当の理由はどこにあるのでしょうか。まずは自分に原因があるのか、それとも環境要因なのかを考えてみましょう。
スキルや知識が不足していてやめたいと感じるのなら、リスキリングを考えてみてはいかがでしょうか。スキルが足りなくて仕事がつらいのなら、必要なスキルを整理して学んでみることもいいかもしれません。
バックエンドエンジニアとして求められる知識は何なのか整理して、自分の武器となるものを身につけましょう。ゼロから新しいことを始めるよりも、自分がこれまで専門としてきた分野を深め、エンジニアとして十分なスキルを身につければ仕事は苦痛でなくなるはずです。
そもそも、今いる職場がスキルを身につけるのに向いていない可能性もあります。似たような仕事が多くて新たに学ぶことが少なかったり、経験を積むスピードが遅かったりするなら、もっと自分のスキルを高めることができるような環境を求めて転職を考えてみてもよいでしょう。
自分のスキルではなく、働く環境が原因の場合はどうでしょうか。スキルは十分なのに、それが活かせる環境にはいない。例えば、自分のやりたいこと、得意なスキルと、アサインされた案件がマッチしていない。案件ガチャという言葉があるとおり、自分に合った環境で作業ができるわけではありません。
また、仕様書どおりのコードを書いているだけで、自分でものをつくっている実感がない、仕事が面白くないと感じているかもしれません。
そういった仕事の環境、割り当てられる仕事の内容が原因でバックエンドエンジニアをやめたいと感じるのなら、エンジニアをやめるのではなく転職のタイミングなのかもしれません。またスキルに見合った仕事が割り当てられていないのなら、そのスキルを活かしたキャリアアップを考えるタイミングだという可能性もあります。
常駐している客先での人間関係が合わなかったり、クライアントの高圧的な態度がつらくてやめたくなるような状況では、エンジニアとしてのやりがいが感じられなくなりがち。また自分の仕事を低く評価されるような人間関係の中にあれば、成長している実感も得られないことでしょう。
それはバックエンドエンジニアという仕事が合わないのではなく、働く環境に問題があります。これもやはり転職やキャリアアップを考えるチャンスと考えてみてはいかがでしょうか。
バックエンドエンジニアをやめたい理由を振り返ってみて、どう感じましたか?バックエンドエンジニアという仕事に問題があるのではなく、もう今のあなたは今の仕事では収まりきらないところまで成長したのかもしれません。場所を変えたり、キャリアチェンジを考えることで、もっと成長して市場価値を高めることも可能です。
これまで身に着けてきたスキルはあなたを裏切りません。自分やそのスキルを信じて、より高みを目指せる環境へと踏み出してみませんか?
※画像引用元(https://www.yourinventit.com/)
インヴェンティット株式会社は、自社開発で企業・法人向けのWebアプリケーションを開発している会社です。スマートデバイスをコントロールするMDMの開発に関して優れた実績を持ち、社会に貢献するアプリの開発に携わることができます。実力と経験のあるメンバーのもとで成長しながらクラウド上での開発での経験を積むこともできる、向上心のあるエンジニアにとって優れた環境です。
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ここまで、バックエンドエンジニアをやめたくなる理由を整理してみました。ご自身に当てはまるものがきっとあったのではないかと思います。でも、それはキャリアアップのタイミングが来たことを示しているかもしれません。
スキルアップできる環境へと転職して、バックエンドエンジニアとしてのキャリアを前に進めた方にお話をうかがってみたので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
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